靴底

私はたぶん人より極端に、靴底がななめに減ると思う。。。
減ってきた頃を見計らって、靴底を張り替えてもらう。
地元の駅のkioskの隣にあるお店で、高校生の頃からの行きつけだ。
職人さん1人で2畳ほどのスペースで靴・鍵・傘などを扱っている。
その職人さん50歳半ばだろうか、恰幅がよく白髪がまじった髪を一つにたばねている。
勝手な想像だけどバンドでジャズドラムかウッドベーズを担当していそうな雰囲気。


昨日、久しぶりにブーツを3足靴底を張替えに行った。
職人さんはすまなそうに、
「1月から料金改定して値段上がっちゃったんですよね、金額言いにくいなあ」
と苦笑いしながら私に言うので、
「それは、しょうがないですから(^^)」と私も笑ってかえす。
「あ、それからこのブーツのファスナーのこの部分、だいぶ痛んできてるから、
気をつけて履いてあげてね、ファスナーの修理は高いから」と職人さん。
こういうたわいもない会話なんだけど、なんか地元って感じで好きなんだよね〜


こうやって物を再生させる仕事っていいなぁと思う
靴でも傘でも、なおしてもらえばまた長い間使えるもんね。
使い慣れた道具達に囲まれて、自分の城で仕事している職人さんを、
帰り道ちょっとうらやましく思ったりする