あ・り・が・と・う

あ・り・が・と・う
中島みゆき 1977年発表


みゆきさんの曲は、20代前半の頃によく聴いていた。
それが昨年あたりから、ギターで弾ける曲を探しはじめたのをきっかけに、
またちょくちょく聴きだしている。
みゆきさんを聴くきっかけになったのは、テレビドラマの主題歌"浅い眠り"で、
それからどっぷりハマってしまった。
一時期は、ファンクラブにはいっていたこともある。


特に初期の作品が好きだな〜
詩の世界がたまらなく好きなんだと思う。
このアルバムにはいっている一曲目の"遍路"を初めて聴いた時なんて、
衝撃をうけたというか、ショックをうけたというか。。。


こないだギターの先生と話をしていた時、
中島みゆきなら、けっこう曲知ってますよ、好きなので」と言ったら、
「じゃあ暗いのが好きなんですね」と言われてなんて返事していいのかわからなかった。
暗いって!!!!!!そんな3文字で形容しないでくれ〜〜!!!!
と言いたかったけど、長くなりそうだしケンカ売っちゃいそうなので、やめといた。
軽くシカトしちゃったと思う(^^;)
まぁ、イメージで昔から一般に言われてることだから口にされたんでしょうけど、
まさか、音楽に詳しい人からあっさり3文字で片付けられるとは思わなかったので。


このアルバム「あ・り・が・と・う」は初期の作品で特に好きなアルバム。
たぶん有名な曲は1つもはいっていないと思うけど。
今と比べるとシンプルな音なので、ダイレクトにメロディや詩の良さが伝わってくる
気がする。
驚いたことに坂本龍一氏も参加してたりする。
曲のバリエーションも豊かで、何度聴いても全く飽きないんだよね。
でもやっぱり一番は詩にぐっとくる作品がつまっていることかな。